アダルトチルドレンは治るの?カウンセラーがお伝えしたいこと

「アダルトチルドレンって、治るんですか?」
カウンセリングをしていると、このような質問をいただくことがあります。

自分がアダルトチルドレンかもしれないと気づいたものの、

「人の顔色を気にしてしまうのは一生変わらないの?」
「自分に自信が持てないのも性格だから仕方ない?」
「ずっとこの生きづらさと付き合っていくの?」

そんな不安を感じる方もいると思います。

でも私は、アダルトチルドレンによる生きづらさは、少しずつ変えていくことができると考えています。

そもそも「治す」とは少し違います

アダルトチルドレンは、病気や医学的な診断名ではありません。

子どもの頃の家庭環境や周囲との関わりの中で、

「怒られないように顔色を見よう」
「嫌われないように相手に合わせよう」
「認めてもらうために頑張ろう」

など、自分を守るために身につけてきた考え方や行動が、大人になった今も無意識のクセとして残り、生きづらさにつながっている状態を表す言葉です。

だから、「病気を治す」というよりも、

今の自分を苦しめている思考や行動のクセに気づき、少しずつ新しい選択ができるようになる。

私はそんなイメージが近いと思っています。

「アダルトチルドレンじゃなくなる」がゴールではないという考え方

たとえば以前なら、

相手の機嫌が悪い

「私、何かしたかな?」

「機嫌を直してもらわなきゃ」

と反応していたとします。

でも自分の心のクセに気づいていくと、「機嫌が悪そうだな。でも、それは相手の問題だよね」と、自分と相手を分けて考えられるようになっていきます。

人の顔色を一切気にしなくなることや、二度と不安にならないことを目指す必要はありません。

大切なのは、
同じ出来事が起きても、以前より自分を苦しめない選択ができるようになること。

私はこれが、アダルトチルドレンの「改善」だと考えています。

私自身も「性格だから仕方ない」と思っていました

私自身も以前は、

「人の顔色を察するのが得意」
「頑張れることは長所」
「周りに合わせられるのは良いこと」

だと思っていました。もちろん、それ自体は今でも私の長所だと思っています。

でも当時は、その裏側で必要以上に人の顔色を気にして、自分の気持ちを後回しにしていました。

「私は本当はどうしたい?」ということよりも、「相手はどう思うかな?」を優先してしまっていたんです。

アダルトチルドレンについて知り、
「これは変えられない性格ではなく、今まで自分を守るために身につけてきたものなんだ」

と気づいたことで、少しずつ自分自身との向き合い方も変わっていきました。

気づくことが、最初の一歩

「もしかして、私もアダルトチルドレンかもしれない」

そう思ったとしても、自分を責める必要はありません

むしろ、

「だから私は人の顔色を気にしていたんだ」
「だから断ることがこんなに怖かったんだ」
「だから頑張りすぎてしまっていたんだ」

と、今までの自分を理解するきっかけにしてほしいと思っています。

そして、これまで身につけてきた考え方や行動のクセは、気づくことで少しずつ変えていくことができます。

「このままずっと生きづらいのかな」と諦めなくて大丈夫です。

一人では自分の生きづらさの原因がわからない、どう変えていけばいいかわからないという方は、一緒に心の中を紐解いていきましょう。

まずはお気軽にご相談ください💫